バウカウの戦争遺跡

こんにちは

日本と東ティモールの関係はあまり知られていないかもしれません。

ですが日本軍は第二次世界大戦時に3年間ほど、東ティモールを占領していたことがあります。
そして今回、親切な東ティモール人に案内してもらったバウカウには唯一、日本軍の占領時の遺構が残っています。
それは
Seven Japanese caves
(日本人による7つの洞穴)
と呼ばれています。
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占領時代に日本軍が武器や資料を隠したり、秘密裏に会合を行なうためにつくられた場所です。

もともとは9つの洞穴があり中で、繋がっていたのですが、いまでは2つが潰れ、7つの洞穴が残っています。
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こんな感じで穴が並んでいます。

ひとつひとつが少し離れているので、パノラマにしないと写真には写りません。
中は真っ暗でライトがないとよく見えませんが、かなり広かったです。
天井も高く洞穴の割には快適でした。
本当はもっと長く繋げる予定だったようですが、占領期間が非常に短かったため、あまり奥には長くありません。
ディリからバウカウまでは車で約3時間程で、道はきれいな方ですが、舗装されていない場所もあるので、酔い止めがあった方がいいと思います。
場所を知っている人がいないと中々行けない場所ですが、ティモールで唯一の日本軍の痕跡なので、大変興味深かったです!

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