ブログ引っ越し後初のブログです!
これからもよろしくお願いします。
今日は東ティモールのちょっと困ったシステムについて書きたいと思います。
題名で分かると思いますが、東ティモールには住所というものがありません!
日本では基本的にそれぞれの場所、施設、家などに固有の住所があり、手紙や郵便物も問題なく家に届きます。
そんな日本での「当たり前」は、東ティモールでは通用しません(笑)
私も詳しくは分かっていませんが、海外などから送られてきた郵便物は、首都ディリにひとつだけある郵便局🏣に送られます。
そして各自がその郵便局に赴き、自分の荷物を受け取るようです。
今まで、私は3回東ティモールに行っていますが、なんと住所がないということに気づいたのは3回目に訪れた時でした!
2016年の夏に1ヶ月間、東ティモールでインターンとして働いたのですが、当時お世話になった現地事務所に遊びに行った時の話です。
1ヶ月間、毎日徒歩で通っていた事務所ですが、その事務所がある道の名前はティモール人の友達に教えてもらっていたので知っていました。
なのでいつものように、イエロータクシー🚕をつかまえて、👩🏻「◯◯に行きたいんだけど」と伝え、さらにダメ押しでインターン時の資料に書かれていた「住所」を運転手さんにみせます。
👨🏿「おっけー👌◯◯だね。」
といって、タクシーは走り出します。
大丈夫とは言われても、ここはやっぱり東ティモール。
タクシーの運転手さんでも、道に全然詳しくない人は溢れるほどいます(笑)
全然安心できないので、ドキドキしながら友達と車に揺られること15分ほど。
「ここだよ」と言ってタクシーが止まった場所は見たこともない通り。
👩🏻「え、絶対ここじゃないよ!△△っていう事務所に行きたいんだけど、知らない?」
👨🏿「いや、◯◯って言ったでしょ?ここが◯◯だよ。」
👩🏻「コーヒーの輸出してるオフィスなんだけど、知らない?」
この時点で運転手さんも混乱(笑)
私が英語まじりのテトゥン語で喋るため、多分あまり通じず…。
ラチがあかない。だからといって、全然知らない場所で降ろされても困る。
というわけで、結構な割合でティモール人が知っているランドマーク的なところに連れて行ってもらうことに。
そこから事務所までは、歩いて10分ほどなので諦めて歩くことにしました。
ランドマークの近くで降ろしてもらう時に、値段交渉が始まります。
👩🏻「いくら?」
👨🏿「10ドル(米ドルなので約1000円)だよ」
いくらなんでもぼったくり価格。
相当交渉してなんとか8ドルまでは下がりましたが、おっちゃん相当いかついし、殴りかかられても困るのでそこで断念。
普通なら3ドルほどの距離。
おっちゃん曰く一回言われた場所まで行って、さらにもう一回走ったからとのこと。
それにしても5ドルぐらいのもんでしょ!
おっちゃんも怒ってるけど、こっちも激怒(笑)
なんてことがありました。
そして次の日友達に聞いたら、住所がないということが判明しました(笑)
結局おっちゃんも正しかったし、私たちも正しかったという結果に。
とりあえず住所がないとタクシーに乗るのも大変🤦♂️
ランドマークなら簡単に行けても、人の家とか事務所とかは道案内するしか方法はなさそうです…。
どうやって生きてるんだティモール人…😂
というわけで、今日はティモールの困ったシステムについて紹介しました!
長文失礼しました(笑)
伝わるかな?(笑)