21日にエゴ・レモスさんが言っていた印象的な言葉をひとつ。
Funu la diak.
戦争は良くない。
「戦争は1番力のない人を最初に犠牲にする」
戦争を始めるのは権力を持った国のトップ達。
それなのに、犠牲になるのはエゴの言う通り、力を持たない人々。
実際に手を下すのも、力を持たない下級兵士達。
東ティモールではたくさんの市民が日本などの大国の都合の良いように、お金のために殺されました。
そしてスハルト体制の中、何も知らないインドネシア兵達が東ティモールに送り込まれ、東ティモールに侵攻しました。
上からの命令に従い、たくさんの人の命を奪った。
侵攻された東ティモールの人々はもちろん、侵攻していた下級兵士達も被害者であり、間違いなく「力のない人々」でありました。
戦争を始めた責任のない人達が犠牲になる。
こんなに悲しいことはありません。
また「自分たちが子供の頃に経験したことを、自分の子ども達に経験させたくない」と語る彼らの訴えを決して、無視してはいけないと強く感じました。
Funu la diak.
こんなに力強い言葉を聞いたのはひさしぶりで、ドキッとしました。
教育の面でも、政治の面でも、「未来は明るい」とは言い難い状況が続く日本。
そんな日本に暮らす私たちに対する東ティモールからの力強いメッセージのような気がしてなりません。
私たちの生活が地球のどこかに暮らす、か弱い人々の命を奪っていないか。
私の決断は私だけのものではない、ということを意識していかなけばいけないと改めて思いました。
Ita hadomi dame.
エゴ、久しぶりですね。また絶対逢いたい人。待ってて下さい。絶対逢いにゆきます。
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元イラン兵が言いました。人を殺すことはよくないと。それが心に残ってます。
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