お久しぶりです。
書きたいと思いながらも、ティモールにいないとネタがなく更新できていなかった久しぶりのブログです。
7月22日に東ティモールで議会選挙がありました。
東ティモールと選挙というキーワードは私の中で深く結びついていて、せっかくなので頭の中のモヤモヤを言語化してみようと思います。
1年前に東ティモールの選挙に関する投稿をFacebookにしました。
そちらを先ほどブログにアップしましたので、読まれていない方がいらっしゃいましたら、先に2016年7月9日の私が伝えたかったことをご覧ください。
お恥ずかしいことに、昨日まで選挙が開催されるということは知りませんでした。
朝からFacebookでvota=投票という言葉が目につき、どうやら今日は議会選挙らしいということを知りました。
1999年当時は98.6%を記録していた、投票率が現在はどのように変化しているのかには前々から興味がありました。
そこでタイムラインをみていると、紫?黒?のインクのようなものがついた、指の写真をアップしている友達がたくさんいました。
ティモールでは投票した印として、指に色をつけるようです。
その写真をアップし、「自分は投票した」という内容を投稿している人が多かったです。
そういった呼びかけが素敵だと思う反面、呼びかけをする人が増えたということは、投票率が下がってきているのか、という不安もありました。
ティモール人の友達からちょうど連絡が来たので、選挙のことについて聞いてみました。
すると「今日は選挙があったよ。だから今日はティモールにとって特別な1日なんだ。」という内容が返ってきました。
私は現在、日本では投票率がどんどん下がり、約半分の人が投票していないという現状について説明しました。
「選挙はとっても大切だよ。投票率が下がっているのは良くないことだね。
そんなにたくさんじゃないけど、ティモールでも投票率が下がってきているんだ。」
大体の投票率を聞いてみると約90%とのことでした。
(正確な統計ではありませんので、ご了承ください)
ティモールでも選挙が重要視されなくなってきているというのは、悲しい現実ですが、それでも90%の人が投票しているようです。
それに比べてご存知の通り、日本の投票率は低すぎるのが現状です。
私と同世代で普段は政治のことなんて、一切興味がなさそうなティモール人の友達でさえも投票していました。
年齢が選挙に行かない理由にはなりません。
日頃の趣味が選挙に行かない理由にはなりません。
自分の未来を自分で決める権利の大切さを、私に教えてくれたのは東ティモールという小さなちいさな国でした。
綺麗事ではなくて本当に、
自分たちのリーダーを自分たちで選ぶべき時が来ています。
自分たちの住む国の未来を、真剣に考える時が来ています。
選挙は大きなミーティングです。
誰か一人でも欠けていると、ミーティングは成立しません。
このブログを読んでくださっているみなさんには、きっとこの言葉は必要ありません。
このブログを読んでいない、普段は政治にも日本の未来にも興味がない方に、このブログが届きますように。
Filter bubbleを壊しにかかりましょう。
Vota ba futuru🇹🇱